前のめりSE投資家の勉強ノート

将来の資産形成を目的として、株式や債券など様々な金融商品への投資をやっています。充分な利益を目指し、日々勉強しています。

アフターコロナで復帰を狙う外食業5選

1.はじめに

今回はワクチン接種が進んで世間が正常運転し始めたら、業績と株価が戻りそうな外食業を5つ程ピックアップしてご紹介しようと思います。

2.選定基準

バフェット・コードで外食業25社を比較し、PER(会社予想)、PBR、ROE自己資本比率を基準に、バランスの良い企業を選びました。

3.選んだ5銘柄

日本KFCホールディングス(9873)

ケンタッキー・フライド・チキンを展開する企業です。現在の企業状況は以下の通りです。

時価総額 62,420
PER(会予) 22.0倍
PBR 2.6倍
配当利回り(会予) 1.80%
営業利益率 7.10%
ROE 11.90%
自己資本比率 55.30%

ROEが約12(%)と高く自己資本比率も50(%)超過と、成長度合いも財務状況も優秀です。さらに、緊急事態宣言などによる自粛の影響を受けても、営業赤字にならなかった点も素晴らしいと言えます。

株価面では、ウィズコロナでも同様に業績を落とさなかったマクドナルドのPER32.5倍と比べると割安で、KFC自身の株価と比べてみてもコロナショック前の高値には程遠い現在株価です。

また、配当利回りは1.8(%)と現時点の他外食企業と比べても高めで、配当性向も50(%)ほどと危険の無い水準です。株価上昇を待ちながらのんびり待っていても良いのではないでしょうか。

壱番屋(7630)

CoCo壱番屋を展開する企業です。現在の企業状況は以下の通りです。

時価総額 154,199
PER(会予) 44.1倍
PBR 5.1倍
配当利回り(会予) 1.70%
営業利益率 5.80%
ROE 5.70%
自己資本比率 73.10%

自粛前までは増収増益を続けており、自粛後は減益減収になったもののKFCと同様に営業黒字は維持しています。そして、コロナにより借入を増やしている外食業が多い中で、自己資本比率は73(%)と財務が非常に優秀です。

株価面ではPER44倍とコロナショック前の業績を考慮してもやや割高、PBRも5.1倍とかなりの割高ではあります。

配当利回りは1.66(%)で比較的高めです。しかし、2022年2月期の予想配当性向は73(%)とワクチン摂取状況次第では若干減配リスクがあります。

アークランドサービスホールディングス(3085)

カツ丼専門店「かつや」を展開する企業です。現在の企業状況は以下の通りです。

時価総額 72,328
PER(会予) 22.6倍
PBR 3.3倍
配当利回り(会予) 1.30%
営業利益率 11.70%
ROE 10.80%
自己資本比率 68.70%

自粛後も増収増益を続けていて、2020年12月期が最高益になっています。自己資本比率は68.70(%)と財務も優秀です。

株価面では、コロナショックの株価下落は既に戻しており、その影響もあってPERは22.6倍、PBR3.3倍とやや割高になっています。

配当利回りは1.32(%)ですが、これは記念配当込みなので実質の配当は約1(%)になります。配当性向は30(%)前後で、非常に安定しています。

ドトール・日レスホールディングス(3087)

ドトールを展開する企業です。現在の企業状況は以下の通りです。

時価総額 76,712
PER(会予) 17.5倍
PBR 0.8倍
配当利回り(会予) 1.40%
営業利益率 -
ROE -
自己資本比率 81.40%

自粛の影響により、2021年2月期はかなりの営業赤字に陥りましたが、2022年2月期は黒字転換する見込みになっています。壱番屋と同様に自己資本比率が81.4(%)と非常に高く、現金比率も22.8(%)と少し赤字が継続しても安心できる水準です。

株価面では、営業赤字の影響でコロナショックで下落した株価がまるで戻っておらず、PERは本調子でない今期予想でも17.5倍でPBRは0.85倍と、アフターコロナで業績が戻れば株価も一転反発しそうな状態です。

配当利回りは1.38(%)で、今期の配当性向は24.3(%)です。2021年2月期は減配していますが、業績が会社予想通りに進むのなら、増配も視野に入ると思います。

サンマルクホールディングス(3395)

サンマルクカフェを展開している企業です。現在の企業状況は以下の通りです。

時価総額 35,000
PER(会予) 31.2倍
PBR 0.9倍
配当利回り(会予) 2.70%
営業利益率 -
ROE -
自己資本比率 67.50%

ドトールと同様に自粛の営業で前期はかなりの営業赤字に陥っており、今期は黒字転換する見込みになっています。一方で、自己資本比率は67.5(%)と高く、現金比率も26.9(%)と安心できる水準です。

株価面では、やはりコロナショックで下落した株価は戻っていませんが、2021年1月を底値に反発し始めています。PERは31.2倍で割高ですが、PBRは0.93倍と割安です。

配当利回りは2.68(%)と他企業よりもかなり高く、代わりに配当性向は83.5(%)と若干リスクのある水準になっています。実際、2021年3月期は減配しています。会社予想通りに進むなら、比較的やや高めの配当と株主優待を受け取り続けることが出来ると思います。

4.まとめ

コロナでも業績堅調なケンタッキーとアークランドサービス、減収減益だけど黒字維持の壱番屋、黒転見込みのドトールサンマルクと言ったところです。前者はこのまま増収増益期待を、後者は財務は問題ないのでのんびり反発を待つといい感じでしょうか。

5.おわりに

今回はアフターコロナの銘柄として期待できそうな外食業株を探したかったので、銘柄スクリーニングしてみました。いつもの企業分析のように詳しく業績や財務を調べてはいませんが、そこまで悪い銘柄はピックアップしていないつもりです。実際にいずれか投資することを検討しようと思っています。

本記事は本銘柄の売買を推奨するものではありません。売買を止める意図もありません。最終的な投資決定はご自身の判断でなさるようにお願いします。