前のめりSE投資家の勉強ノート

将来の資産形成を目的として、株式や債券など様々な金融商品への投資をやっています。充分な利益を目指し、日々勉強しています。

投資書籍を読む ~ミネルヴィニの成長株投資法~

1.はじめに

今回は「ミネルヴィニの成長株投資法」という投資書籍を読んだので感想文を書きます。

2.書籍の概要

本書はファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を駆使して、機関投資家が買い始めたタイミングで成長株を仕込むという方法を解説していました。投資対象の銘柄を業績から探し当て、投資するタイミングをチャートから見極めるやり方です。本書は以下が大事であると主張されています。

  • 売上高や営業利益、EPSなどの上昇から成長株を探し出す。
  • 150日や200日の移動平均線や株価の切り上げなどから上昇タイミングを探し出す。
  • 適切な銘柄や適切なタイミングが無いときは余力を保持する。
  • 明確で厳格な損切りルールを持つ。

3.自分の考え

本書を読むことで、私は「トレード」と「投資」の違いを理解することが出来ました。その違いが本書自体に明記されているわけではありません。以前読んだ「エナフン流株式投資術」と比較してそう考えたという話です。「エナフン流株式投資術」の手法は企業の成長が続く内は含み損があっても保持する一方で、本書は株価下落は分析誤りまたはタイミング不一致と考えて即損切りすることを主張しているからです。企業に資産を投じるのと、株という商品を安く仕入れて高く売るトレードをするのと、これが「投資」と「トレード」の違いなのでしょう。どちらも成長株を対象としていますが、考え方は正反対です。

本書には「分散投資だと資産を守れない」という主張もありました。その理由は弱気相場になったら全ての銘柄が下落するからということです。全ての銘柄を手仕舞いしてポジションを無くすか、ヘッジを含めた空売りをするかの二つの選択肢しかないので、確実に上昇する銘柄(上昇しなければ即損切り)にのみ仕掛ける方法は実に理にかなっていると思います。

また、他の書籍と同様に、そこそこの利益が欲しければインデックス投資をやるとよいという話も記載されていました。私は自分が凡人ということは理解しているので、資金は基本的にインデックスETFに置いた上で、残りの資金で本書や他の方法について試行錯誤し、自分のやり方を確立していくことをつもりです。

4.おわりに

本書はかなりページ数が多いですが、余分な情報は無く得られる情報も多かったです。ただ、1読で全てを理解したとは思いません。全てを理解して模倣しようとすると人生の全てを費やす必要がありそうなので、要所を意識しながら取り組みます。

ミネルヴィニの成長株投資法

ミネルヴィニの成長株投資法