前のめりSE投資家の勉強ノート

将来の資産形成を目的として、株式や債券など様々な金融商品への投資をやっています。充分な利益を目指し、日々勉強しています。

失敗事例から学ぼう!~トレード失敗サンプル~

1.はじめに

今回は私の最近のトレード結果とその反省を整理した記事をお届けします。成功したトレード手法の記事は、Webを検索すれば多くの方が様々な手法を説明していることと思います。一方で、失敗事例の紹介記事はあまり無いと思いますので、反面教師程度に見て行ってくれれば嬉しいです。

また、「なんとなく安そうだから買った」という感じの方が居ましたら、これから説明する用語などを調べてみて、客観的な分析方法を学んでみると良いと思います。

2.短期投資方針

現状、私は短期投資におけるスタイルを持っていません。にわか知識で様々な手法を試してみているところです。「それはお試しトレードでやれ」というベテランの方もいるかもしれませんが、実際にお金を投じる事で学んだことは多かったです。特に「含み損が拡大した時に損切り*1する判断」は、お金を投じなければ不安や焦燥感が発生しないので、これからも自分のやり方が確立するまではポジションを小さめにしていろいろ試してみるつもりです。

これから説明するのは、「にわかな」テクニカル分析やファンダメンタルズ分析で実際にトレードした結果です。

3.各トレードの結果

PSS(プレシジョン・システム・サイエンス)

PSSPCR検査システムでニュースになったコロナ禍で高騰した銘柄(7707)です。ポジションは「現物買い」で入りました。入ったタイミングでのチャートは以下の通りです。

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入ったタイミングはチャートの赤枠部分(7/27)で、入った理由は直近の株価が底打っていてMACD(下のチャート)*2がもう少しでゴールデンクロス*3しそうだったからです。上昇し始めていたので、この波に乗る順張り*4のつもりでいました。

しかしながら、予想とは反対に翌日から下落を始めたため、自分のチャートの解釈が間違っていたものと考え、順次損切りしていきました。前日後場ナンピン買い*5をしていて、合計200株を保有していましたが、トレード結果は最終的に-8(%)と-11.25(%)になりました。

その後のチャートを見ると分かるように、結果的にチャートの分析は当たっていたのですが、それは結果論だと思います。PSSという企業自体は赤字決算の多いテーマ株に過ぎないため、判断を間違ったと思った時点でもっと早く損切りすべきだったと考えています。

このケースの場合のみなのか一般的に通じる話なのかは分かりませんが、流れに乗る場合は「出来高*6を伴う大陽線になってから買う」のが正解なのではないでしょうか。7/27の出来高増はやれやれ売り*7の出尽くしかと思います。(この認識があってるかはわかりません)

PLANT

PLANTは以前の記事*8でご紹介した大型スーパーの銘柄(7646)です。ポジションは「現物買い」で入りました。入ったタイミングでのチャートは以下の通りです。

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入ったタイミングは8/5で、ひげの長いローソク足のほぼ天井(998円)です。入った理由は気配板を見ている間に株価が上昇してきて、板から売り物が無くなりストップ高*9になるように見えたからです。

以前の調べで、業績が良くなったことと業績が悪化する前は1000円台だったことも知っていましたので、「もしかしたら化けるかも」と思ってしまったのが間違いでした。購入した直後から一気に下落し、結局後場寄り付きで成行決済しました。

反省点としては「出来高の大きく流れの速い銘柄に途中から乗らない」ことでしょうか。(もともとデイトレをするつもりであれば、そういった値動きのある銘柄の方が都合が良いとは思います)

それにしても、人気のテーマ株であればともかく、決算終わって数日経過した地方のスーパーの銘柄でこういう値動きすることがあるとは思いもしませんでした。

enish

enishはスマホゲームの開発や運営をしている銘柄(3667)です。ポジションは「空売り」で入りました。入ったタイミングでのチャートは以下の通りです。

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7/29と7/30のそれぞれ前場後場でそれぞれ100株ずつ空売りを仕込んで行きました。決算は7/30の大引け後で、このやり方は決算ギャンブル*10と呼ばれています。

銘柄の選定理由は「株価500円以上、値上がり率が5(%)、前期の決算が赤字」の企業をスクリーニングして、業績が良くないのに株価が上昇している銘柄を空売りしてみようという判断からです。それで発見した企業がenishで、この企業は以下の理由で既に上昇した株価を維持するような業績にはならないだろうと判断しました。

  • 5年連続赤字で被疑注記*11も出ている。(継続して赤字)
  • ゲームのラインナップが微妙。(個人的な見解)
  • まだ発売されていないゲームへの期待だけで株価が上昇している。

しかしながら、蓋を開けてみればenishの決算は最終利益こそ赤字拡大であるものの、営業利益自体は赤字縮小になりました。赤字ではあるものの業績向上を受けて翌日の株価は前場9時点では高値で寄り付かず、寄り付いた時点で全て投げ売りしました。ここで、始めて空売りの怖さを経験しました。

結局、最終的には25日移動平均線を割って下落していますが、enishの決算の後にスクエニ任天堂の超良決算が続いていて連れ高しているので、損切り自体は正しかったと思います。

営業利益の赤字縮小になった大きな要因は「本社の移転と人員削減」でしょう。直近の決算短信とIRニュースは一通り確認していましたが、それによる影響をもう少し考えてみるべきだったということでしょうか。

バンダイナムコHD

バンナムHDはアニメやゲームでお馴染みの企業(7832)です。ポジションは「空売り」で入りました。入ったタイミングでのチャートは以下の通りです。

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このトレードも決算ギャンブルです。入った理由は他企業に連れ高したが保有事業の違いでバンナムHDは減益減収になるだろうと考えたからです。

以前の記事*12で、ゲームメーカーにおいてゲーム中心のスクエニHD任天堂が超良決算を出している一方で、他事業を有するセガサミーHDコナミHDが赤字や大幅減益となっていることを紹介しました。任天堂の決算の翌日にバンナムHDの株価は一気に連れ高しましたが、前述の理由と25日移動平均線からの大幅な乖離から空売りすべきと思いました。

しかしながら、バンナムHDの決算は金曜日の大引け後であり、空売りを翌週持ち越すのは避けたかったため、途中で諦めて決済しました。分析結果に対してそれなりに自信はあったものの、同様に分析して空売りしたenishで失敗していたことも勝負を避ける要因の一つではあります。

結果的に翌営業日の下落もバンナムHD自体の減益減収も正しかったのですが、他の業種が軒並み赤字であることとコロナ禍におけるゲームメーカーの優位性が認識されたことで、数日で堅調に株価が推移している状態です。コロナウイルスの脅威が少しずつでも収まっていけばライブ事業も再開していくことになりますし、バンナムHDはこのまま堅調に株価上昇していくのではないでしょうか。

日本ユニシス

日本ユニシスは情報システム(クラウド関連)の企業(8056)です。ポジションは「現物買い」で入りました。入ったタイミングでのチャートは以下の通りです。

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入ったタイミングは8/7の後場で、決算日の翌日です。決算自体は減益でしたが減益幅は大きくなく、それどころか営業利益に関しては前年同期比より改善しているのに、ボリンジャーバンド*13の-3σを割って大きく売り込まれました。

売りが売りを呼ぶ展開も想定できたので、翌営業日の寄り付きで成行決済する方針で仕掛けた結果、結局数千円の利益で終わりました。結果はチャートの通り、ボリンジャーバンドの内側に戻るように連騰しています。

4.おわりに

今回は私の失敗事例について紹介しました。少し判断を変更していれば成功だったものもありますが、結果が全てです。失敗から学んでさらに経験も積んで実力を付けて行こうと思います。