前のめりSE投資家の勉強ノート

将来の資産形成を目的として、株式や債券など様々な金融商品への投資をやっています。充分な利益を目指し、日々勉強しています。

現在の保有銘柄の状況 (2022/05/30)

1.はじめに

日本株が大きく上昇してきたので、記念と記録のために現在状況を記録しておきます。本記事は保有銘柄の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で。

2.現在の保有銘柄

銘柄名 平均取得単価 株数 評価損益
3277 サンセイランディック ¥773 500 ¥58,500
4004 昭和電工 ¥2,341 1100 ¥181,500
4041 日本曹達 ¥3,437 600 ¥346,800
4767 TOW ¥323 7400 ¥162,800
5333 日本ガイシ ¥1,774 600 ¥69,600
5929 三和HD ¥1,275 800 -¥10,400
6371 椿本チエイン ¥3,088 1000 ¥27,000
7456 松田産業 ¥2,312 100 -¥25,600
7832 バンダイナムコ ¥7,999 500 ¥864,000

ポートフォリオから東洋炭素と三井住友FGを除外し、松田産業を100株残して損切しました。一方で三和HD、椿本チエイン、昭和電工、TOWを買い増ししました。5/30(月)終値時点の評価損益は+1,674,200円で年初からの損益金額合計は+587,833円、配当金合計は+62,073円になりました。損切はしましたが、約2週間で含み益は約120万円増加したことになります。

本日、主力銘柄が大幅な上昇になりました。昭和電工が+4.77(%)、日本曹達が+4.02(%)、TOWが+3.29(%)で、いずれも+3(%)以上となりました。このおかげで本日だけで含み益が47万円増加しました。ここ最近はバンナムも連騰していて含み益に大きく貢献しています。

3.直近の売買

東洋炭素と三和HDはどちらも業績好調でした。売買の決め手は東洋炭素の配当利回りは2%台なのに対して、三和HDの配当利回りは3.5%台という違いです。加えて、三和HDは決算後の値動きもかなり好反応だったこともきっかけの1つになりました。

三井住友FGは高配当で安定していますが、一方で大きな成長は見込みにくい銘柄だと思っています。そして、米国債金利も横ばいから下落寄りになりつつあり、テーマ株としても弱くなってきました。そのため、依然期待を寄せている銘柄に資金を寄せることにしました。

また、Amazon(AMZN)株を日時を変えて4株購入しました。相場の下落トレンドに加えて赤字決算を受けて、コロナショック直前の株価まで下落してきていた事が購入のきっかけです。さらに、赤字の原因は買収した自動車企業の株価評価損失の計上によるものですから、一時的な減益要素と言えますし押し目買いのチャンスだと判断しました。現時点の結果は評価損益率はドル建てで+5.5(%)となっており、円建てでも+4.5(%)になっています。

4.おわりに

かなり保有銘柄が絞れてきました。これまではバンナムの値動きが全体の評価損益率に寄与してきましたが、これからは主力銘柄もそれなりに影響してくるようになります。厳選した銘柄が最終的にどうなるのかはわかりませんが、のんびり見守ろうと思います。

現在の保有銘柄の状況 (2022/05/15)

1.はじめに

保有銘柄の昨年度分の決算が一通り出そろいました。現在状況を記録しておきます。本記事は本銘柄の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で。

2.現在の保有銘柄

銘柄 平均取得単価 株数 評価損益
3277 サンセイランディック ¥773 500 +20,500
4004 昭和電工 ¥2,342 900 +21,600
4041 日本曹達 ¥3,437 600 +229,800
4767 TOW ¥322 6800 -6,800
5310 東洋炭素 ¥2,900 200 -17,000
5333 日本ガイシ ¥1,774 600 +26,400
5929 三和HD ¥1,283 100 -3,700
6371 椿本チエイン ¥3,155 600 -84,000
7456 松田産業 ¥2,312 500 -58,000
7832 バンダイナムコ ¥7,999 500 +259,500
8316 三井住友 ¥3,819 300 +11,100

ポートフォリオから日本特殊陶業ENEOSを除外し、日本曹達を追加しました。5/13(金)終値時点の評価損益は+399,400円で、年初からの損益金額合計は+681,076円、配当金合計は+62,073円になりました。

株とは別に円安は継続すると考えて、FXで米ドル/円、ポンド/円、豪ドル/円を売買しましたが、これは-237,330円の損失になりました。

3.直近の売買

金銀プラチナパラジウムETFについて

金銀プラチナパラジウムウクライナの戦争が発生した影響で高騰したので、2月中旬から1か月くらいかけて順次売却しました。現状、商品ETFの資産はありません。

米国株(VTI)、世界株(CWI)について

これらは3/10に金銀ETFの売却金でナンピンした後で、3/30~4/12の期間で徐々に売却していきました。3/30から売り始めたのは期末ということもあってポジションを減らしておくという認識でしたが、4/6に米国株が大幅下落したこともあり、これは今後下落していくと思いました。そのため、翌日にポジションを半分に、最終的には全部売り切ることにしました。

日本株について(決算前の状況)

戦争の影響を懸念して、3/10に東洋炭素100株、日本特殊陶業を100株、三和HDの100株を一部損切りしてポジションを縮小し、資金をいくらか戻しました。しかし、ある程度状況が安定してからは再度保有銘柄の買い増しに資金を回しています。

ENEOSは3月の権利確定日当日に売却しました。前日に原油高による大幅な業績上方修正を発表しましたが、これ自体は事業による利益ではありません。「業績に関係ないネタは売り」と思っているので、権利落ちからの下落に備えて全部利益確定しておきました。

日本特殊陶業は残りの300株も全て売却して利益確定しました。前回の決算は好調でしたが、エンジン向けの点火プラグが中心であることを考えると、おそらく需要が減っていくはずだし、それがウクライナ戦争の影響で加速しそうだと判断したからです。

DITも全て損切りしました。米国の金利上昇の影響で今後も小型の成長株は厳しい状況が続きそうだと判断したからです。負債はさほど多くないにしても、極端に大きく成長するような企業とは思っていないので、配当利回りに債券利回りが近くなり相対的に価値が下落して、底値の株価が反発するにしても上昇余地は少なくなるだろうという想定です。

ポートフォリオから銘柄を除外した資金は他の銘柄を買い増しに使いました。そのほかに、ウクライナ戦争によって今後高騰しそうな銘柄は何かと考えて1銘柄追加することにしました。ウクライナは穀倉地帯で、ロシアからの輸入も無くなるということで、食糧問題が拡大するだろうと考えました。

それで、当初はサカタのタネを購入するか検討しましたが既に値上がりしはじめていたので諦め。次点で、食料生産をこれから拡大させるのなら、農薬関連は需要が伸びるだろうと思って日本曹達ポートフォリオに組み込みました。海外売上比率もチェックし、円安の効果も受けられることも考慮した上で。

日本株について(決算後の状況)

日本曹達は狙いが良かったのかどうかは分かりませんが、決算を受けて+10(%)程の上昇になりました。

三和HDも5/13(金)の昼頃の決算発表を受けて+10(%)以上の上昇を見せましたが、それまでの株価下落が大きすぎてまだわずかに含み損の状態になっています。これまでの下落で配当利回りがかなり良いところまで上昇していたので、後場に買い増ししようと思ったのですが、流石に高騰しすぎたので手を出すのは止めておきました。金曜日の高騰から値下がりするようなら買い増し入れていきたいところです。

逆に椿本チエインはそれなりに良い業績なのにあまり上昇する様子がないので、こちらは買い増ししておきました。売却した日本特殊陶業は決算を受けて大幅上昇しました。脱炭素とは・・・?という気持ちが無いと言えば嘘になります。東洋炭素はまだ決算発表を終えていません。決算内容次第では売却して他銘柄に資金を回そうと思います。

5/12(木)までは米国株も日本株も売り崩されていましたが、5/13(木)はどちらも大きく反発した状態です。これがショートカバーで今後も下げ続けるのか、それともここが反転の兆しなのか。私は米国株の売却資金がまだ余力として残っているので、さらに下落していくようなら今後入ってくるはずの配当金も合わせて持ち株銘柄を買い増ししていくつもりです。

その他

JTOWER株がNTTから鉄塔を買ったというニュースで極端に値上がったところに空売りを100株入れて、2週間ほどで約10万の利益を確定させました。

また、BEENOS株が個人投資家の買い残が極端に多く機関投資家の売り残が多いという話を見かけて、自分でも業績やらも調べて決算で大きく売り込まれることだろうと思い、300株を空売り入れておいたところ、決算の直前に大きく下落したので200株を利益確定し、決算持越しの100株も寄り付きで微益での手仕舞いをして、合計約7万の利益を確定させました。

4.おわりに

「今年は保有株を売らない」を目標にしていましたが、こうも世界情勢が動くと全くやらないというわけにはいかないですね。

日本の将来にそんな期待をしているわけではないですが、コロナショックから上昇し続けてインフレ対策で利上げを始めた米国株に対して、円安かつ金融緩和継続・そしてアフターコロナ間近の日本株はかなり優位なのではないかと思っています。なので、日本株保有を前回よりも増やしています。もっとも、積立NISAの世界株投信は今後も積立金額を変更せず続けるつもりですけどね。

現状、戦争自体は継続中としても状況自体は落ち着きつつあります。次の大きな話題は米国も日本も選挙でしょうか。日本はアフターコロナでの経済再開がどれくらいの規模になるのかという点にも注目が必要でしょうか。株価の行方も気になりますが、物価高という生活への影響も気になるところです。四半期後はどうなっていることやら・・・。

【企業分析】ダイヤモンドエレクトリックホールディングス(6699)

1.はじめに

今回はダイヤHDの業績をチェックします。本記事は本銘柄の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で。

2.事業概要

ダイヤHDは自動車機器事業、エネルギーソリューション事業、電子機器事業を手がけています。本企業は2019年に田淵電機を完全子会社化して、さらに東証1部に市場変更しました。自動車機器は内燃機向けの点火コイル、エネルギーソリューション事業は田淵電機を中核とした太陽光発電システムや蓄電池、電子機器事業はエアコンを扱っているようです。

3.業績分析(通期)

左軸が売上高で右軸が利益です。単位は百万円です。2023年3月期は現時点の企業の連結業績見込みです。

通期業績は非常に不安定です。2021年は非常に好調でしたが、直近はそれ以外が振るわない実績になっています。2022年3月期は営業利益と経常利益に大きな差がありますが、これは為替差益によるものです。為替差益は9億円計上されています。

4.業績分析(セグメント)

売上高 自動車機器 エネルギー 電子機器
2021年3月期 24,410 23,831 22,396
2022年3月期 27,504 21,932 26,834
利益 自動車機器 エネルギー 電子機器
2021年3月期 -1,431 4,520 826
2022年3月期 -1,564 3,787 277

いずれも半導体不足で業績が落ち込んでいるそうです。直近の数字だけ見ると完全にエネルギーソリューション事業の1強になっています。

本企業の将来的な業績を考えるうえで大事な観点は2つあると思います。

1つ目はエンジンの需要が戻るかどうかという点です。半導体の供給が基に元に戻ることは当然必要ですが、それ以上に脱炭素社会へ向けてエンジン搭載車は確実に減少していくはずです。つまり、徐々に自動車機器事業の売上高と利益は減ることになるでしょう。減少速度がどの程度で推移していくのかということです。

2つ目は太陽光発電システムの需要がどの程度増えるのかという点です。脱炭素をテーマに確実に需要は伸びていますし、直近では東京都が「戸建てに太陽光発電義務化を目指す」というニュースもあり、かなり追い風の状況になっていると認識しています。

5.財務について

企業買収(子会社化)をしたということであれば、財務が問題ないか気になるところです。2022年3月期末時点の自己資本比率は14(%)とかなり低めですが、流動比率は114(%)なのでひとまずは大丈夫ではないでしょうか。

気になる点は2019年3月期から財務CFがプラス続きである点です。目先は大丈夫でも今後どうなるかは現状なんとも言えません。

6.株主還元

有価証券報告書の配当政策に水準が記載されていませんでした。資金に余剰はないはずなので、利益の状況によって減配の可能性はあると思います。

配当利回りは5/14(金)時点で2.71(%)です。この水準であれば直近の日本株全体の下落から、同水準以上の銘柄はいくらでもあると思います。

7.おわりに

時価総額があまりに小さいので、ちょっとしたネタで仕手株化しやすい銘柄だと思います。実際、長期のチャートを見ると値動きが仕手株のそれになっています。幸いそれなりに配当はあるのでそれを受け取りつつ、突発的な好業績を受けて株価が跳ねるのを狙うというやり方はアリかもしれません。

一方で無難な成長と無難な配当増額を狙っての保有は厳しいのではないでしょうか。順調に成長できる銘柄であれば、この低水準の時価総額のままであるはずがないと思うからです。

車載メーカーなら他にも有力な企業はあるはずだし、成長性や配当利回りを見ても特別有利に見える点はなさそうというのが、現時点の私の感想です。

現在の保有銘柄の状況 (2022/01/30)

1.はじめに

保有銘柄の12月末時点の決算が明日から開示されるので、事前に現在状況を記録しておきます。

2.直近の売買

ドトールとALサービスは物価高の影響を大きく受ける可能性と他企業に比べて成長性は低そうという観点から売却。三和HDは他銘柄を購入するために、優待を貰える100株のみ残して売却。売却した資金と第2四半期の配当金、そして自身の給与分を追加資金として、TOWとDITの買い増し、昭和電工を新規に購入しました。

  • TOW:900株購入(買い増し)
  • DIT:200株購入(年末に損出し実施、買い増し)
  • 三和HD:200株売却
  • ドトール:100株売却(全て)
  • ALサービス:100株売却(全て)
  • 昭和電工:300株購入(新規)

昭和電工は日立化成を買収して今後の成長に期待できると考え購入することにしました。中期経営計画などを見る限り、日立化成改め昭和電工マテリアルズの立ち位置が明確になっており、化学メーカーとしての戦略もしっかりしているという点が購入理由です。

もちろん、買収により財務がかなり悪化しているという点は理解していますが、同社の利益だけで負債を返済する計画であるらしく、半導体需要などが低迷しなければさほど問題ないだろうと考えています。

3.現在の保有銘柄

銘柄 取得単価 株数 評価損益
3277 サンセイランディック ¥773 500 +14,500
3916 DIT ¥1,329 800 -159,200
4004 昭和電工 ¥2,490 300 -45,900
4767 TOW ¥332 2400 -117,000
5020 ENEOS ¥441 1000 +12,900
5310 東洋炭素 ¥2,980 200 -22,000
5333 日本ガイシ ¥1,910 300 -1,800
5334 日本特殊陶業 ¥1,808 200 +22,800
5929 三和HD ¥1,387 100 -15,000
6371 椿本チエイン ¥3,332 300 -48,600
7456 松田産業 ¥1,963 100 +33,000
7832 バンダイナムコ ¥7,999 500 -146,000
8316 三井住友 ¥3,819 300 +117,600

評価損益合計は-354,700円です。DITを-317,500円で損出ししているので、それも含めると-672,200円になります。私も直近の大きな株安の影響を受けており、特にDITは非常に下落しているマザーズ銘柄と同様に大きく下落してきています。

4.おわりに

損出しこそしていますが、決算が悪くない限りは値動きに関係なく保有するつもりです。とにかく明日からの決算で実績がどうなったのか、それが重要です。

現在の保有銘柄の状況 (2021/11/30)

1.はじめに

新型コロナウイルス感染症のオミクロン株に対する懸念の影響ということをネタに株価が大きく下落してきています。ここらで一旦自分の保有銘柄の記録をしておこうと思います。

2.直近の売買

前回記事を投稿した10/27から本日11/30までの約定履歴は以下の通りです。

  • プリマハム(2281):200株を11/9(火)に現物売り。
  • DIT(3916):200株を11/9(火)にPTSで現物買い、翌日寄り付きで決済。
  • TOW(4767):11/9(火)~11/12(金)の期間で1500株現物買い。
  • グリー(3632):100株を11/12(金)に空売り

プリマハムは単純に決算がさほど良くなかったことと、資金確保のために損切りしました。損切り金額は78,000円でした。

DITは1Q決算を受けてPTSで大きく売られていたので、決算に対して-10(%)の下落は行き過ぎだろうと判断して、PTSと翌日の寄りの差額を回収することにしました。元々600株保有しているので、結果として損益金額は-36,800円となり、代わりに平均取得単価が減少しました。200株のみの収支だと12,400円分を回収したことになります。しかし、結局は当日中に-10(%)下落していたので、判断はあまり妥当ではありませんでした。

TOWは直近の決算などを分析して有望と判断したため、プリマハムの売却資金で現物買いすることにしました。決算前はそこそこ上昇し始めていましたが、直近の大幅下落を受けて現在はそこそこ値を下げています。

グリーの空売りは売上が伴わないのにメタバースの話題だけで盛り上がってる銘柄の下落を取ろうと考えたポジションです。対象銘柄のうち、他の小型株と比べ値動きの観点でリスクが低そうという点と、節目の1000円前後で止まっている点で、グリーを空売りすることに決めました。タイミングは日足チャートのパラボリック陰転で判断しました。

3.現在の保有銘柄

銘柄 取得単価 株数 評価損益
3085 ALサービス 2,254 100 0
3087 ドトール日レス 1,747 100 -23,000
3277 サンセイランディック 773 500 2,500
3916 DIT 1,836 600 -267,000
4767 TOW 348 1,500 -54,000
5020 ENEOS 441 1,000 -17,600
5310 東洋炭素 2,980 200 26,000
5333 日本ガイシ 1,910 300 -33,900
5334 日本特殊陶業 1,808 200 16,000
5929 三和HD 1,387 300 -52,200
6371 椿本チエイン 3,332 300 -137,100
7456 松田産業 1,963 100 73,800
7832 バンダイナムコ 7,999 500 419,000
8316 三井住友FG 3,819 300 -34,800
3632 グリー 984 100 -1,527

評価損益合計は-83,827円です。各商品ETFの評価損益を合算すると-312,911円となります。直近は各商品ETFも直近は株と連動して上昇し、そして下落しました。市場から資金が回収されているという状況ということなのでしょうが、感染拡大=テーパリング延期だとすれば金ETFくらい上昇しても良さそうなものですが。

4.おわりに

オミクロン株がどうのと騒がれていますが現状は大きく状況変わっていませんし、効果が薄いという話題もありますがそれでも日本はかなりワクチン接種進んでいるので大きな行動制限はもう行われないと考えています。また、空運や観光などの直接影響を受ける業種の銘柄は保有していないので、のんびり様子を見ておこうと思います。そもそも、短期的な値動きで右往左往していたら長期保有なんて出来ないので。

第2四半期の配当金も順次入金されていくので、徐々に買い増しもしていこうと思います。

【企業分析】タキロンシーアイ(4215)

1.はじめに

今回はタキロンシーアイの業績をチェックします。

2.事業概要

合成樹脂製品や無機化学工業製品などの化学製品を製造販売する企業です。親会社である伊藤忠商事から原材料を調達して、製造加工した製品を得意先に販売しています。四季報によると「プラスチック加工大手でIT向け樹脂板首位」と説明されています。

3.業績分析(全体)

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売上高は前年同期比でようやく増収に転じた状況です。営業利益は1Q連結業績が+61.9(%)と大幅に増益になった反面、2Q連結業績は増益幅が+30.4(%)と縮小し、2Q単体の業績で見ると前年同期からほぼ変動なしになっています。

2020年3月期3Qの当期純利益が突出していますが、これはダイプラ㈱所有の松戸工場を売却による利益が計上されているためです。

4.業績分析(セグメント)

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売上高の推移を見ると2020年3月期2Q連結業績と同水準まで回復しています。そして、比率はあまり変化がありません。しかし、利益の方は半導体素材を含む高機能材が大幅な増収になっていることがわかります。

5.株主還元

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今年度の配当は第2四半期末11円、期末12円の合計23円の予定になっています。11/22(月)終値時点の配当利回りは4.2(%)です。高配当銘柄水準の利回りになっていますが、配当性向は40.64(%)なので減配の恐れはほぼ無いでしょう。なお、株主優待は用意されていません。

6.おわりに

堅調な業績の推移と高い配当利回り、割安な株価指標(PER9.7倍、PBR0.6倍)であることを考えると、長期に保有しても良さそうな気はします。

しかし、プライム市場への適合条件(流通株式比率)を満たしておらず、持ち合い株の解消をしていくという計画書が11/4に開示されています。そして、その開示を受けて株価は大幅に下落しています。売りは定期的に出るかもしれないので、無策に買い向かうのは危険かなと思っています。

ひとまず、少し様子を見ようと思います。

【企業分析】日本ピラー工業(6490)

1.はじめに

保有株分の分析は終わったので、今回から自分が目を付けた企業の業績をチェックします。今回は日本ピラー工業の業績をチェックします。

2.事業概要

日本ピラー工業は産業機械で使用する流体の流れを制御する製品(パッキンとガスケット)のメーカーです。また、電子機器関連事業として半導体基板の洗浄装置も製造していて、直近の売上高に占める割合はこちらの方が大きくなっています。

3.業績分析(全体)

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売上高も利益も2021年に入ってから大幅な増収増益になっています。それだけでなく、売上営業利益率も大幅に向上しています。

2Q決算発表で通期業績の見込みを上方修正しており、各利益が当初見込み25(%)程増加しました。前年同期と比較すると各利益は2倍になりました。

4.業績分析(セグメント)

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今回はセグメント別の売上高割合をグラフにしました。半導体関連の売上高が急増したことにより、売上高の割合が一気に増えていることがわかります。前年は75億円で今年131億円なので、前年同期比1.7倍になっています。

決算発表資料に転載された日本経済新聞の「主要30業種の天気図」によると、今年の見通しは半導体が好調で工作機械がやや減少、他業種はいまいちという状況です。半導体不足と海外のコロナ禍の感染悪化の影響によってこの状況になっているので、来年もしばらくは続きそうです。

5.株主還元

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今期の配当は第2四半期末と期末のどちらも45円の合計90円が予定されています。配当性向は30.39(%)で、配当利回りは11/19(金)終値時点で2.74(%)です。株主優待も用意されていて、保有株数と保有年数に応じた金額のクオカードが貰えます。

6.おわりに

PERは11/19(金)終値時点で11.1倍でまだ割安気味です。同じく上方修正があり利益が3倍になったフェローテック(6890)と比べてみます。PERはフェローテックの方が割安ですが、配当利回りは日本ピラー工業の方が高いです。買い圧力はフェローテックの方が強いと思いますが、代わりに信用買い残の量が多くて下落し始めたら、その下落幅は日本ピラー工業よりおそらく大きくなると思います。

いずれにしても半導体業界への資金の出入りの影響が株価を左右するでしょうし、直近の高騰が激しいのでひとまず様子を見ようと思います。